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建築コラム

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2022.11.22

あったら便利!おすすめのプラスアルファの空間を4つ紹介

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「こんな空間があったら便利だな」と思うことはありませんか?

家づくりは少しの工夫で家事が楽になったり、お部屋がスッキリ片づいたりします。


無くてもいいけどあったら便利。

この記事ではそんなアイデアを4つ紹介します。


  • いつでも干せる室内物干
  • リモートができる書斎
  • 買い置きがたくさん収納できるパントリー
  • 楽しみが広がる土間収納

どれも賃貸住宅や分譲住宅にはない、注文住宅ならではのアイデアです。

ご自身の生活スタイルと照らし合わせ、便利だと感じたら検討してみてください。


それでは詳しく解説していきます。

いつでも干せる室内物干


室内干しの需要は年々高まっています。


外に干すと花粉やPM2.5などが気になり、防犯上もよくないからです。職業柄、制服を外に干せないなんていう方もいますよね。


室内物干しは時間帯や天候を気にしなくて良いだけでなく、外まで洗濯物を運ばなくていいのもメリットです。洗濯機と物干しの空間は近ければ近いほど楽なのは言うまでもありません。


室内干しは様々な方法で計画ができます。

具体的には以下の6つです。


  • ランドリールームを設ける
  • 脱衣室を広く取る
  • 衣類乾燥機を設置する
  • 浴室で干す
  • 乾燥機付き洗濯機にする
  • 二階洗面なら物干しはラク

ランドリールームを設ける


物干し専用のランドリールームを設ける方法があります。スペースに余裕ができないとできない計画ですが、あるととても便利です。


部屋や洗面所に洗濯物を干す場合と比べて邪魔にならないですし、乾燥器をつけると乾くのも早いです。


ランドリールームは脱衣所の横にあるとなお便利です。その際洗濯機は脱衣所でなくランドリールームに置いてもいいかもしれません。


できれば3帖、2帖あれば物干しスペースとしては十分です。スペースに余裕があればランドリールームを検討してみましょう。

脱衣室を広く取る


ランドリールームをとる余裕がなければ、脱衣室を少し広めに計画しましょう。脱衣室の中で室内干しができます。


洗濯機から取り出しながらその場で干せるので動線が最短です。また、脱衣室と室内物干しスペースを兼ねることで効率良く空間を利用できます。


注意点は洗濯物干しの計画位置。干した洗濯物が邪魔で洗面台が使い辛いなどということがないようにしましょう。


スペースは3帖とれたら十分です。脱衣室を少し広くして室内干しで利用できないか検討してみてください。

衣類乾燥機を設置する


室内干しのスペースが確保できないときは衣類乾燥機がおすすめです。


乾燥機は洗濯機の上に設置できるので場所を取りません。コインランドリーの乾燥器の小型版を置くイメージです。短時間で乾かすならパワフルなガス式がよいですが、電気式なら後付けも簡単です。


若干の光熱費はかかりますが、時短や殺菌効果がのぞめます。ただし、乾燥機にいれたら縮んでしまう洋服などには注意が必要です。


室内物干しの空間が確保できないなら乾燥機がおすすめです。


浴室で干す


浴室でも室内干しができます。


ユニットバスはオプションでランドリーパイプをつけられます。また、換気扇を乾燥機能付きに変えたら更に物干しがしやすくなります。


夜洗濯をするご家庭には特におすすめ。お風呂あがりに洗濯物を干し乾燥スイッチをオンにすると、朝起きたら洗濯物もお風呂も乾いています。


浴室での乾燥は時間はかかりますが、全くスペースを取らないのがメリットです。

乾燥機付き洗濯機にする


最も家事が楽なのは乾燥機付き洗濯機です。


なぜなら「干す」ことをしなくて良いからです。乾くまでに時間はかかりますが、時間がかかっても手間が少ない方が良い方にはおすすめです。


水まわりのスペースも機能も最小限に抑えたいなら家電に頼るというのもおすすめです。

2階洗面なら物干しはラク


洗面脱衣室とお風呂を2階に設置する間取りは、物干しがとても楽です。


前述のランドリールームや広い洗面室などは1階に確保するよりも2階に確保する方が楽だからです。1階はリビングや収納など、他にも優先したい空間が多いですよね。


また、2階の方が日当たりも良いため物干しに向いています。洗う、干す、収納するという動線もスムーズに確保しやすいです。


2階水まわりは将来的な不安もあるかもしれないですが、メリットにも目を向けて検討しましょう。

リモートワークができる書斎


リモートワークができる書斎があるととても便利です。


仕事をする部屋は個室の方が集中して作業ができます。リモートワークに欠かせない音声通話やオンラインミーティングもしやすいです。


子どもに触られたくないパソコンやプリンタを書斎に置くこともできますし、読みものや書きものも捗ります。本や書類をまとめて置ける空間にしても良いでしょう。


書斎を設けるときは以下の4つに注意しましょう。


  • 狭くてもOK
  • 寝室につなげて設ける
  • 子ども部屋を活用する
  • 椅子にこだわる

狭くてもOK


書斎は作業のスペースなので広くする必要はありません。


作業スペースと収納量さえ確保できれば、むしろ狭い方が落ち着きます。


目安の面積は2帖くらいです。収納量やカウンタースペースを大きくとったとしても3帖あれば十分でしょう。


少しのスペースであれば確保するのはそこまで難しくはないはず。少しでも個室の書斎が確保できないか検討してみましょう。

寝室につなげて設ける


書斎はなるべく寝室などの部屋続きに設けた方がよいです。


理由は空調です。狭い書斎にわざわざエアコンはつけないため、部屋のエアコンで冷暖房する必要があります。


廊下からいける独立タイプの書斎は真夏・真冬はほぼ使えません。ヒーターを置ける真冬はまだしも、真夏は全く使えないでしょう。


一年中使える空間にするために、書斎は寝室などの部屋につなげて設けましょう。

子ども部屋を活用する


書斎を設ける余裕が全くないときは子ども部屋を活用しましょう。


子ども部屋が活躍するのは小学校高学年からです。しばらくは空いた予備部屋になるため、書斎として有効活用しましょう。


そのためには事前にネットワーク配線や十分なコンセントなどの準備が必要です。少しでも本棚があると便利です。


子ども部屋は子ども部屋以外に何に使うかをしっかり考えておく必要があります。

椅子にこだわる


書斎に置くデスクチェアにこだわりましょう。


良いデスクチェアは疲れにくく、作業効率をあげてくれるからです。良いデスクチェアほどクッション、リクライニング、通気性などに工夫がなされています。


座り心地の悪い椅子だと集中が途絶えてしまいます。自然と姿勢も悪くなってしまうため腰や首の負担も大きくなります。


枕が睡眠の質を上げてくれるように、椅子は仕事の質を上げてくれます。作業効率を上げたいなら椅子にこだわりましょう。

買い置きがたくさん収納できるパントリー


買い置きがたくさん収納できるパントリーがあると家事の効率が良くなります。


なぜなら片付けや買いものにかかる時間が少なくなるからです。パントリーがあれば収納場所に悩んだり、収納量を気にして買う量を減らしたりしなくて良くなります。


キッチンまわりで収納量が少ないと、物があふれて空間が狭く見えてしまいます。お米、びん類、ゴミ箱などは特にスペースを必要とするためしっかり置く場所を考えないといけません。


パントリーを計画するときは以下の5点が注意点です。


  • 小さいパントリーでも大丈夫
  • 棚は奥行20センチで大丈夫
  • 床置き部分が大活躍
  • システムキッチンの下段も活躍
  • ゴミ箱スペースも兼ねたらベスト

小さいパントリーでも大丈夫


パントリーは広く設ける必要はありません。


スペースを設けるよりも、収納するものに合わせて適切なサイズで計画することが重要です。


例えば、お米、びんの収納を考えると階段下の高さ70センチの空間でも事足ります。カップ麺や缶詰ならサイズも小さいので、幅や奥行きが小さくてもとにかく棚の枚数があればたくさん収納ができます。


小さいスペースでも十分にパントリーとして活用できます。


棚は奥行20センチで大丈夫


棚の奥行きは20センチで十分機能します。パントリーは奥行きが取れなくても大丈夫です。


キッチンまわりは物は多いですが、奥行きを必要とする物は意外と少なく、食器などを除いては細かく分けられるものばかりです。


反対に、奥行きが深すぎると奥が使い辛いです。奥の方に手が届かない、掃除がし辛いという経験をしたことがある人も少なくないはず。


奥行きが取れないからといってあきらめず、20センチでもいいのでパントリーを確保できないか検討しましょう。

床置き部分が大活躍


パントリーは床置きの部分が一番活躍します。


なぜならキッチンで一番収納場所に困るのは大きくて重い物だからです。お米、びん、水、お酒、ホットプレートなど。


床に置ける収納スペースがあればこれらの置き場は解決します。


階段の下やカウンターの下などのちょっとしたスペースでも活用できます。

システムキッチンの下段も活躍


システムキッチンは最下段に大きな引き出しがついている商品がほとんどで、ここがパントリー代わりに働いてくれます。


システムキッチンの最下段は意外と大きく、幅、奥行き、高さとまに十分な寸法があるためかなりの収納量があります。


一般的にはホットプレートやカセットコンロ、鍋などが収納しやすい場所ではありますが、麺類、缶詰、ソースなどの買い置きももたっぷり収納可能です。


その際ホットプレートなどは吊戸にしまうのがおすすめです。


パントリーは必ずしも個別に設ける必要はありません。キッチンやカップボードの中を活用できないかも検討してみましょう。


ゴミ箱スペースも兼ねたらベスト


パントリーはゴミ箱が置けたらうれしいですよね。


ゴミ箱は意外と置き場に困ります。カップボードの下にビルトインで設けることもできますが、容量が小さすぎて足りないケースがほとんどです。


パントリーをうまく利用すれば40~50Lの大きなゴミ箱を置くこともできます。袋替えも一か所で済んだ方が楽なので、できれば大きなゴミ箱をまとめて置けたらベストです。


スペースにゆとりがあれば、食材のストックだけでなくゴミのストックも考えてみましょう。


楽しみが広がる土間収納


土間収納を設けると休日の楽しみが増えます。


アウトドア用品やスポーツの道具などの収納スペースが増えるからです。外で使用する物は玄関に収納できるととても便利です。


土間収納を設けることで以下のようなことが可能になります。


  • 下駄箱を小さくして玄関をスッキリみせる
  • おもちゃの収納
  • スポーツ用品の収納
  • アウトドア用品の収納

下駄箱を小さくして玄関をスッキリみせる


下駄箱を小さくして玄関をスッキリみせることができます。


なぜなら土間収納があれば下駄箱に収納量を持たせなくても良いからです。


カウンタータイプの下駄箱にすると玄関が広く見えます。カウンターに飾りが置けるのも大きなメリットです。


玄関を広く見せるためには土間収納を設けて下駄箱を小さくすることが有効です。

おもちゃの収納


土間収納はおもちゃの収納スペースになります。


こどものおもちゃは玄関にあふれます。幼少期は砂場セット、ボール、三輪車など、小学生になると縄跳び、スポーツ用品、スケートボードなどが増えてきます。


収納スペースがなかったら玄関にものがあふれるため片付けがとても大変です。


おもちゃの収納場所ができるのは土間収納を設ける大きなメリットです。


スポーツ用品の収納


スポーツ用品は玄関に置けると便利です。


スポーツ用品はかさばるものや匂いが気になるものが多いからです。


ラケットやバットは部屋に持って入るのは邪魔になります。靴も汗や土の匂いを考えるとできれば玄関に置いておきたいですよね。


スポーツの道具が多いご家庭は土間収納が大活躍します。

アウトドア用品の収納


アウトドア用品も玄関に収納スペースを確保するべきです。


アウトドア用品もスポーツ用品同様サイズが大きく、また煙や土の匂いがついているものも多いからです。


実際は外部倉庫に置いた方が良いケースもありますが、湿気などを考えると土間収納がベストです。


まとめ

なくても大丈夫だけどあったら便利な計画をご紹介しました。


  • クリーンで楽な室内物干
  • リモートや作業に最適な書斎
  • キッチンまわりがスッキリするパントリー
  • 楽しみが広がる土間収納

家事や収納を助けてくれる計画はストレスを減らしてくれて、日常の楽しみを増やしてくれます。


ぜひ取り入れたいという計画があれば建築士に相談し、理想の間取りを実現しましょう。

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